仕手株集団とは?

日本円の札と硬貨

株の取引を行っている人は多くいます。株式は一定枚数発行されておりこれを企業が発行して市場に出回らせることで株の値段が決まっています。
企業は株式を発行することにより市場から運転資金や経営資金としてお金を調達することができ、それを買った株主は株式の売り買いを行うことにより売却利益を得ることができます。
また多くの株を持った人は筆頭株主としてその会社の経営に携わることも珍しくはありません。
一部上場や二部上場している会社の株式は東京や大阪の株式市場で取引が行われています。
株の値段はこの市場で売り買いされてその価格が決まることになっており、その値段は毎日変動しています。
多くの株主が取引を行っているために刻一刻とその価格は変わっていきます。これらの株の中には仕手株と呼ばれるものもあります。
含み財産が多いのになぜだか株価が安くなっている株式に対してその値段を釣り上げるために大量の買い注文を出された株を仕手株と呼んでいます。
株式は一定の枚数だけしか流通していませんので大量に買い込む人が現れればその株は大きく値段を上げてしまいます。
これらの行為をグループ的に行っているのが仕手株集団です。
この集団の目的は様々にありますが、株価の値段を高くして時期を見計らって売りに出しその差額を得る集団や、会社の買収目的のグループ、あるいは筆頭株主として経営に参画して、それを企業が断るならば今持っている株の値段より高く買い戻してもらおうという集団など、様々な理由で株を買い込んでいる集団があります。
昔は安い株をこのような手法で購入して株価を釣り上げて、それを高くなったところで売り出す俗にいう相場師という人たちが存在していました。
株式の取引規制が強まったことから仕手株集団とともにその数は少なくなってきています。